Message

あなたにも希望がある。

「外側を造られた神は、内側も造られたのではありませんか。」ルカの福音書11章40節
 人を造られた神は人の内側も外側も、どうなっているかを知っておられます。
 主イエス・キリスト様は、私たち自身の内側の機能をよく知っていて、取扱い説明書などなくとも、私たちの心のどこが「故障」しているかよく知っています。それは、私たちを設計し、私たちを造られた方だからです。
 人には必ず、他人と違う罪の現実があります。ある人には強欲や人を軽蔑する高慢があります。身勝手な自己中心があります。同じ裸で生まれ、何も持たないでこの世を去って行く人間でありながら差別する罪があります。他人より良い学歴があることやない事で、優越感や劣等感を持つ人もいます。考えてみれば、イエス・キリスト様が指摘されるように心が故障しているのです。直さなければなりませんが、私たち人間には直せません。イエス・キリスト様は、そんな私たちを助けるために、この世に来られたお方です。そして、私たちを深く愛しておられますので、私たちの不遜な行為も指さします。私たちに自分を正す道を示し、助けるためです。キリスト様が十字架に身代りになって、私たちの罪と裁きを負って死なれ、三日目に復活して生きておられるのは、私たちの救い主として、私たちを助けるためです。キリスト様は、正確にあなたを直す方法を知っておられます。そして、あなたや私たちだけの救済法をもっておられます。それは、あなたの考える方法とは違うかも知れませんが、あなたの造り主として、また救い主として最上の助けです。あなたの身代りになって死に、よみがえってくださった唯一の救い主です。信頼できる方です。
 ご存知でしょう。キリスト様は、罪を嫌いますが罪人を愛していて救ってくださいます。キリストのもとに近づいて来て、拒まれた人はいません。しかし、罪は、神と人を、そして、人と人を引き裂きます。引き離します。
 罪は、私たちの人生に暗闇を引き込むので、キリスト様は嫌います。しかし、罪人である私たちを愛し、私たちの罪を赦す道を備えました。そして、罪の赦しを贈り物としてくださいます。私たちの人生が大きな祝福となります。
 あなたも、希望のある聖い生活の喜びを味わいませんか。グレース宣教会においでください。
グレース宣教会 長老牧師 堀内 顕

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 うちの会社は、ガラスや鏡を加工しています。技術を高く評価していただき、大阪市の超高層ビル「あべのハルカス」にも納めました。従業員はおよそ100人、年商およそ30億円です。
 恥ずかしいことですが、私は半世紀前、命を捨てようとしました。
 1927年に創業した父は、私が大学4年のとき急死しました。学生のまま肩書だけ社長になり、実質は義理の兄たちが経営していました。
 卒業して名実ともに社長になると、大赤字に驚きました。兄たちはやりたい放題で、街の高利貸からも借りていました。取り立ては、すさまじかった。さらに、下の兄は独立し、お得意先をもっていく裏切りにでました。
 ある日、私は、衝動的に、大阪城の桜の木の下で、瓶いっぱいの睡眠薬を一気に飲みました。気がつくと、病院のベッドでした。
 私は、キリスト教的隣人愛を説くトルストイの「人生論」に心酔していました。いったん命を捨てたのですから、自分を、自己愛を、エゴを、捨てることにしました。他人への愛に生きる決心をしました。
 社員のために会社を再建しなくてはなりません。ガラスをうちに納めてくれていた大手メーカーの課長さんの家にいき、事情を説明しました。課長さんは支払いを待ってくれました。「なぜ早く来なかった」と怒られました。
 私は、プライドや恥ずかしさを捨てていなかった。だから、自死寸前に追い込まれたのです。もし今、行き詰まっている方がいるのなら、あなた、すべてを捨てて他人にすがりましょう。死んで花実が咲くものか。
 私は、社員たちに、利益の25%をボーナスとは別に払うと約束しました。約束は、もうひとつ。「利益の5%は、私たちより生きる権利を奪われている人たちに寄付する」
 社員たちは頑張りました。自分の懐が温かくなるだけではなく、寄付先の障害者福祉団体が喜んでくれるのですから。無償の愛は、仕事のモチベーションになります。5年で累積赤字を一掃、それからずーっと黒字です。
 のちに、裏切った兄の会社は行き詰まったのですが、会社ごと引き取りました。知人からは「あんた、あほちゃうか」って言われましたが、許すことも愛。もちろん、いつも悪魔からささやかれています、「うらめ」「憎め」とね。耳を貸しません。だって、一度命を捨てたのですから。

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