希望の光

「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。」ヨハネの福音書1章9節

「人間の生活に絶対必要なものが三つある。食物と健康と、それに希望である。」とは、イタリアの詩人パピニの言葉です。

確かに人は希望がなくては前に進めません。どんなに辛く厳しい道でも、そこにわずかでも希望を見出せるなら乗り越えていけます。それが太陽のような光でなくても、小さな蝋燭のような灯火でもいいのです。

何か望みを抱けるような事があれば、人はやっていけます。それが時には人の優しさだったり、思いやりだったり。 

  しかし、そのような人間の中に見出そうとする希望は、残念ながら真の希望ではありません。

何故なら、その希望は時には失望に変わり、一瞬に消えてしまう恐れがあるからです。その不確かな希望に振り回されながら、私たちは生きているのかもしれませんが、完全に絶望に変わる時が来ます。死の瞬間です。

「死」という現実の前に、私たちは成す術もなく、人の力の限界を思い知らされます。立ち尽くすばかりです。この世界に望みが持てなくなってしまいます。

  希望を失う根本原因はどこにあるでしょう。それは人間の罪にあります。自己中心という罪が争いを引き起こし、様々な苦しみを与えているのです。その苦難が人を追い込み、希望を失わせ、生きる力を失わせていきます。そして、最後に待っている死の現実です。

 しかし、安心してください。私たち人類には希望があります。この罪と死の問題を解決できるお方が、まことの希望を私たちに与えるために、クリスマスにお生まれになりました。そのお方とはイエス・キリスト様です。

罪と死の問題に、十字架と復活をもって完全に勝利してくださいました。そのために神が人となってこの世に来てくださったクリスマスの出来事は、まさに闇の中で苦しむ私たちにとって、まことの光としての希望となるのです。

あなたの人生には希望があります。何故なら、クリスマスという奇跡がこの歴史上、実現したからです。ぜひあなたもこのお方を信じて、希望の光を持つ人生を歩んでください。

グレース宣教会 牧師 吉田正晴

 

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